ボランティアが作った、おひさまのワッペンをつけて走りました。地球冒険学校からは、東京駅を背景にした皇居前のゴールまで後1kmの沿道で大介君一家と宮下・森家族が応援しました。そらぷち応援団は銀座の30㎞で旗をたてて応援したようです。
当日、フジテレビが<12:00~13:00>に実況中継を交えて、「そらぷちキッズキャンプ」と「ケンさん」のことを放送しました。インターネットで紹介されたのを掲載します。
「ぼくらの東京マラソン2018 市民の部 だから、走る。みんなの情熱42.195km。」
佐々木健一郎さんは「そらぷちキッズキャンプ」の職員。難病とたたかう子どもたちを支援している。マラソンは今年6回目の参加。そらぷちキッズキャンプは北海道・滝川市のキャンプ場で、設立13年。全国の難病とたたかう子どもとその家族を無料でキャンプに招待しており、施設は医療ケアを兼ねている。これまでのべ700名以上を支援した。東京マラソンには寄付金を支払って参加する「チャリティランナー」として参加。今年は4000人が走っている。参加者の寄付金の一部は施設の建設費、運営費にあてられている。
東京マラソンに参加する佐々木健一郎さんは、招待された難病患者の子どものひとりがいつか一緒に走れるようになりたいと話していたと答えた。少年は2015年6月、11歳で車いすでキャンプに参加。その年の東京マラソンの走りを見ていてくれたといい、キャンプでは笑顔をふりまいてくれたと答えた。少年はキャンプの6か月後に他界したという。少年の父親は今年の東京マラソンに一緒に参加。佐々木さんとは故郷の福島県でともにマラソンの練習を積んでいる。走るときは服の下に息子の遺影をしのばせており、当日も遺影とともに走るという。
東京マラソン参加中の佐々木健一郎さん(26㎞地点)
ケンさん「ベストタイムは6時間台だが、今年のペースでは5時間を切りそう。」「VTRで紹介された小児がん患者の父親も参加している。足を止めると追いつかれてしまうので気が抜けない、母親からは生前の息子の手紙を渡されて身につけながら走っている。」。
東京・銀座の東京マラソンコース(30km地点)から中継
佐々木健一郎さんが間もなく通過する。「そらぷちキッズキャンプ」に難病患者として招待され、その後回復した子どもたちが応援のため集まっている。好物のおせんべいを差し入れとして用意したという。
東京マラソン終了後の、そらぷちボランティア交流会
地球冒険学校から事務局長はじめ事務局の4名と会報に詩を寄稿してくれているペンネーム:金太郎さんが出席しました。キートンさんやのんのんさんをはじめ、そらぷちの若手職員、支援の医療関係者、ボランティアがたくさん参加しました。院内訪問教育を受けた人が教師を志し、埼玉の特別支援学校の教員になるという青年、実家である郷里のさくらんぼ農家がなんと幼稚園を開設することになり、職員として働くことになったという若者など、いろんな人たちの輪が広がり、着実に繋がっていることに感動しました。地球冒険学校の「バリアフリー運動会」「ふれあいコンサート」「車いすの人と高尾山に登ろう」「雪と遊ぼうin信州高遠」にもどうぞご参加ください!と、アピールしてきました。
「東京マラソン」ホームページに紹介されていた東京マラソンファミリーラン2018
東京マラソンの前日に行われます。2019東京マラソンは3月3日ですから、ファミリーラン2019は3月2日(土)の開催です。地球冒険学校の小学生の皆さん、チャレンジしてみたらいかが!今年から車いす利用者も参加できるようになったそうです。今年の概要を載せます。応募は12月はじめから来年1月の始めです。参加が決まったら地球冒険学校の仲間が応援にいきますよ!
2018ファミリーラン概要
もう一つ2018東京マラソンを記念する事業として1月14日(日)に行われた車いす陸上体験教室を紹介します。
1月14日(日)、冬晴れの雲一つない青空の下、有明シンボルプロムナードにて、車いす陸上体験教室が開催されました。この教室は、スポーツレガシー事業の2017年度実施プロジェクトの一つです。
講師は、東京マラソン車いすレースディレクターの副島正純選手です。理学療法士の皆さんにも運営ボランティアとしてご参加いただき、早速、陸上用のレーサーに乗り換えます。今日のコースの説明を受けたら、早速外に出てスタート!みんな早く走りたかったようです。あっという間にコースを駆け抜けていきます。思いっきり車いすを漕ぎ、爽快なスピードで走る子や、ゆっくり、でも着実に走りきる子と様々でしたが、それぞれのペースで車いす陸上を楽しんでおり、みんなとびっきりの笑顔を見せてくれました!
今後もこのような体験教室を開催することで、車いすに乗っている方にも乗っていない方にも興味を持ってもらい、同時に周りでサポートする環境整備やボランティア人材の育成・確保が進み、競技の活性化へつなげていくことを目指します。