アウトドアの楽しみ方 第22回

第22回
暑い夏にはやっぱりタオル

 3月、4月と天候が不順でしたが、5月になるとようやく本来の季節のようになって…。春らしいと言うか5月らしい爽やかな日々はやはり気持ち良いものです。屋外、緑の中で流す汗はまた気持ちの良いものであります。さて、その汗を拭くものと言えばハンカチなのでしょうが、最近はタオルもよく使われているとか…。そのタオル、実は私の勤務先のカモシカスポーツでも扱っています。しかも、結構種類があります。そこで、今回は汗ばむ季節到来と言うことでタオルのご紹介を。
タオル1.jpg まずは、「たおるマフラー」。
その名の通り、首に巻けます。マフラーのように。サイズは32×136cm。素材はコットン100%。ちなみに重量は80g、¥1050-。
手触りは柔らかく気持ち良いです。しかも、今時珍しい日本製。四国は今治産です。そうですタオルと言えば今治。第一、品質が違います。安いからと言って粗悪な中国製は快適でありません。カラーは何と30色。いやいや豊富です。これだけあると実際どの色にするか迷ってしまいます。最近は山でも見るようになりました。タオルは吸水性も良く快適です。でもだからと言っていつものタオルを首から下げていてはオヤジ度100%…。いくら見映えを気にしないと言っても回りはちょっと引いてしまいます。でもこのたおるマフラーなら大丈夫。同じタオルなのにおしゃれに見えてしまうから不思議なものです。まっ、人間そんなものです。でもこのたおるマフラー、マフラー感覚で使うにはちょうど良い大きさなのですが、折り畳んでしまうにはちょっとかさばります。
  そこでもう少しダウンサイジングしたものもあります。タオル2.jpgそれが右の写真。名付けて「たおるマフラー ミニサイズ リング付」。ストレートな製品名です。まんまでもありますが…。サイズは32×96cm。素材はコットン100%。重量は60g。¥840-。樹脂製のリングが付いているので写真のようにループタイ的に首もとで留めることができます。カラーは15色。このタオルも四国は今治産であります。安心して使えます。サイズと言い、リングを付けたり、いやいや、良く考えます…。しかし、リング一つとは言え、これは便利です。首に巻いてもグッとおしゃれに見えます。あまり長くて、胸元でブラブラするのも邪魔ですから、このくらいのサイズが適当だと思うのですがいかがでしょうか。
 さて、快適性から言えばコットン100%なのですが、反面濡れた時乾きが遅いという欠点もあります。このため登山ではウエアーの素材としてコットン100%はまず用いられません。汗で濡れたシャツは不快でありますし、何よりも体を冷やすので山では危険ですらあります。シャツが濡れたために低体温症に陥り遭難した事例は過去いくつもあります。大体、洗濯ものでも何でも濡れたものはすぐに乾いてもらいたいと思うのが人情。山で使うたおるとて同じです。

  そこでこのようなタオルもあります。タオル3.jpg「もってこタオル」であります。左の写真のようにビニールのパッケージにコンパクトに収納されています。タオルのサイズは26×96cm。素材はコットン39%、キュプラ39%、ポリエステル(マイクロファイバー)22%。重量は30g。カラーは全部で12色。¥1575-。この混紡比率なら乾くのも早い。しかもこのサイズならちょうど良い大きさです。エッ、何にちょうど良いかって…。当然お風呂であります。やはり下山した後、麓の温泉で汗を流す。そしてその後はビール。正に至福の時、日本人に生まれて良かったと実感できる瞬間であります…。おっとついつい話がそれてしまいました。タオルであります。そうです、このもってこタオルは化繊との混紡により速乾性を持たせつつ、26×96+cmとコンパクトサイズ。このサイズだと体を洗えて、拭けて、畳んでもかさばりません。首に巻くにはちょっと小さいですが、タオル本来の機能をしっかり持たせたと言ったところでしょうか。もちろん、この製品も日本製。今治産であります。実際に手にしてみると半分以上が化繊とは思えないほどの肌触りの良さです。う~ん、さすが国産と言うべきなのでしょうか。

 この他にも、速乾性重視の化繊100%のタオルもあります。目的に合わせて選べます。まっ、人生いろいろ、タオルもいろいろと言ったところでしょうか。

アウトドアに興味のある方は、佐藤さんのいるかもしかスポーツ山の店本店.jpg「カモシカスポーツ山の店」高田馬場駅徒歩約3分に行ってみてはいかがでしょう。かもしかスポーツの店は、横浜と長野・松本にもあります。店のメッセージに「スタッフもまた登山用品を扱うプロとして、常に山に登り続けている人間達です。カモシカスポーツでカモシカスポーツ.jpgは、常にそうした活きた経験を基に、スタッフがお客様に商品をご紹介し続けています。」とあります。(編集部)LinkIconかもしかスポーツ